インターロッキングブロック舗装技術協会について(会長挨拶)

 
 

一般社団法人

インターロッキングブロック舗装技術協会 

会長 中村 俊行

 

 

 

 当協会は1950年代に当時の西ドイツで開発されたインターロッキング(以下IL)ブロック舗装技術が1974年に我が国に導入された直後から、ILブロック技術研究会(1983~)、ILブロック技術協会(1985~)、ILブロック舗装技術協会(1995~)と名称は変わりましたが、30余年に亘りILブロック舗装の設計施工と維持管理の技術の向上と普及促進に努めてまいりました。

 

1996(平成8)年9月に当時の建設省(現国土交通省)道路局所管の社団法人として認可を受け、2012年4月からは一般法人となりましたが、社団法人としては20年の節目を迎えたところであります。

 

 その間に、「設計施工要領」、「維持補修要領」等多くの技術書の発刊・改訂、試験施工や現地調査、国際会議の開催や参加、施工管理技術者認定、技術講習会の開催等の積極的な活動を続けてきています。

 

 ILブロック舗装の特長は、様々な形状、色彩のブロックの組合せによって景観性、意匠性に優れるとともに、遮熱性・保水性、排水性・透水性、緑化、再生資源活用などの環境負荷を低減する機能、ユニバーサルデザインに対応した製品などその多様性にあります。このため、現在までに国内総施工面積は2億㎡に及び、商店街・観光地などの車道、歩道、広場、建物の外構などに広く使われてきています。

 

 近年では、駐車場・バスレーン等への「重荷重に耐える舗装」、歩道の暑熱対策としての「涼しい舗装」、地中化した電線類の維持補修に適した「リユース可能な舗装」を強調するとともに、生活道路・通学路の安全対策としての速度低減対策舗装への適用などの新たな需要の掘り起こしに努めています。

 

 2020年の東京オリンピック、パラリンピックも一つの契機として、今後、ILブロック舗装の多様性へのニーズがさらに高まるものと思われます。この流れを逃がさないために、発注機関をはじめとして広くユーザーの方々に、ILブロック舗装の情報を発信し、ご理解いただき、市場の拡大につながるよう協会、業界が一丸となって取り組んでまいります。

 

 最後になりましたが、今後とも皆様のご支援、ご協力を賜り、ILブロック舗装の普及と業界の健全な発展に努めて参りますので、宜しくお願い申しあげます。 

 

平成28年10月吉日